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リンパ浮腫症状 病気

リンパ浮腫アウトライン

疾患名リンパ浮腫
りんぱふしゅ
発病頻度*
初診に適した科世間科(系)-血管世間科
初期診察-急性期治していますに
適する医療機関
小中規模病院-総合病院-大学病院
安定期-慢性期治していますに
適する医療機関
世間来診療所
入院の不可欠性診察や一場合的治しています(手手段など)のために不可欠
薬物治していますの規準中~長期に及ぶことが多い
手手段の割合内科-放射線-焼灼治していますも可能
治しています期間の規準-予後

(予測される病気の推移や治していますに対する動作)

治しています期間が中~長期(数ヶ月~数年)に及ぶことが多い
診察-経緯観察に
不可欠な検査
血液-尿-超音波検査(エコー検査)-CT検査-MRI-MRA-RI検査

リンパ浮腫概説
 リンパ系の働きは、[1]毛細血管から組織間質にもれ出たタンパクなどの高分子物質を再び血流中に回収する組織間液の回収機能、[2]リンパ球やリンパ節を介して生体を感染や外部から侵入した抗原物質、腫瘍(しゅよう)の転移から守る生体の防御機構に大別できます。リンパ浮腫はこのうち[1]の機能に障害が起こり、つまりリンパ系の輸送機能に障害が起こり組織間質内に血漿(けっしょう)タンパクや水分が貯留した状態をいい、四肢(手足)に多くみられます。リンパ管の先天性発育不全などの原因の不明な原発性(1次性)と、原因の明らかな続発性(2次性)に分けられ、わが国では子宮ガンや乳ガンの後に起こる続発性例が多く、欧米では原発性例が圧倒的に多くみられます。 また、病期を分ける分類があります。I期は指で圧迫することにより圧迫の痕(あと)が残り、横になることにより浮腫の寛解(かんかい)をみる可逆性の時期、II期は指で圧迫しても圧迫の痕ができにくくなり、横になるだけではむくみの軽減もみられなくなり自然のままでは軽快しない時期、III期はさらに時間が経って皮膚の角質増殖が進み、象皮病と呼ばれる時期、と分けられます。 原発性のリンパ浮腫は、先天的にリンパ管が欠損したり、数が少なかったり、細かったりしてリンパの輸送障害が生じます。続発性リンパ浮腫では、ガン手術時に腋窩(えきか:腋の下)や骨盤腔内のリンパ節を取り除いたり、放射線療法後のリンパ管閉塞などでリンパの輸送障害が生じ、リンパ浮腫の発生をみます。なお、リンパ浮腫ができた手や足は大きく重く、動かしにくいことがあっても、運動障害や麻痺を伴うことはありません。
症状
 四肢のリンパ浮腫の多くは左右どちらかだけで、ゆっくり発生して徐々に進行します。続発性例では体幹近くから四肢の端末に向かって下行性に、原発性例では肢(手足)先端より体幹に向かって上行性に進展するものが多くみられます。時に、外傷、虫刺され、患肢の使いすぎなどによって急激に腫脹ができることがあります。 リンパ浮腫は一般に疼痛(とうつう)を伴いませんが、急激に浮腫が起こった時にみられる緊満痛(きんまんつう)や、悪性腫瘍が神経を圧迫した時にみられる悪性リンパ浮腫などでは痛みを伴うことがあります。腫脹した指、足の指は密着して擦れて傷つきやすいので、細菌や真菌の感染を誘発しやすく、リンパ管炎を合併しやすいので注意が必要です。
診断
 わが国では、子宮ガンや乳ガンなどの後に起こる続発性例が多いので、病歴からある程度の診断をつけることは容易です。また多くが片側だけに起こり、心性、腎性、肝性などの浮腫は除外できます。検査として、肢端(したん:手足の端)のリンパ管を露出して、造影剤を直接注入するリンパ管造影がありますが、蜂窩織炎(ほうかしきえん)を起こすことがあり特別な場合以外は行われません。代わって、放射性同位元素を皮下に注入してスキャンしリンパ管像、リンパ節像を得る撮影法が行われています。その他、CTスキャン、MRI検査、超音波検査などが浮腫の程度の評価に利用されています。※文中にあるオレンジ色の文字にカーソルを合わせてクリックすると、用語の説明が表示されます。

リンパ浮腫標準治療
 リンパ浮腫の治療は、障害されたリンパ輸送を改善しリンパの産生と輸送のバランスを取り戻すことです。現時点での治療方針は、リンパ浮腫が進行性であることを考慮して、早期に発見して徹底した保存的治療を開始し、継続することが第1の選択といえます。●標準治療例1)保存的治療 フィールディ(Foeldi)らの保存的治療は合理的で、すぐれた効果をあげています。その骨子は以下の4つからなります。[1]リンパ誘導マッサージ 正常な部分の腋窩、鼠径(そけい)部(ももの付け根)などをマッサージしてリンパ管運動を活発にし、皮膚のリンパを誘導、ついで患肢の中枢部からマッサージを行い肢端に向かいます。この際、肢端からマッサージを行わないように注意が必要です。[2]圧迫療法 浮腫がマッサージによって軽減しても放置すれば再び浮腫が悪化するので、マッサージ後には圧迫療法が不可欠です。弾力包帯や弾力ストッキングを活用します。[3]圧迫下の運動療法 圧迫下の運動は、筋肉ポンプの働きを増しリンパの輸送を活発化します。ただし、圧迫しないで運動すると腫脹は悪化します。[4]患肢の衛生 患肢は免疫力が低下しており、真菌や細菌の感染に弱いため、清潔に留意する必要があります。 以上、4つのうちどれを1つ欠いても十分な効果が得られないので、注意して行うことが必要です。2)手術的治療 外科手術のみでの治療法はいまだ確立されていません。今後の発展が望まれるところです。以下に、今まで行われてきた手術治療を紹介します。 [1]リンパ誘導法(Handley:絹糸やナイロン糸を皮下に通してリンパ誘導を図る方法)、[2]皮膚弁による誘導、[3]大網による誘導、[4]腸間膜による誘導、[5]リンパ節-静脈吻合(ふんごう)、[6]リンパ管-静脈吻合、[7]自家リンパ管移植術、[8]自家静脈遊離移植術 などがありますが、根治手術は確立されていません。3)薬物治療 基本的に使用する場合は、 -エスベリベン  1回2錠1日3回 ただし、効果発現までには、長期間を要します。また、利尿剤の長期投与は、リンパ浮腫の治療にはむしろ有害です。●特殊治療例1)リンパ球動注療法 新鮮自家リンパ球を患肢中枢側の動脈内に注入する方法で、1~2週間の間隔で4回行います。効果の発現は極めて速やかですが、効果の持続は数週間と短く、他の治療法との併用が必要となります。2)マイクロウェーブによる温熱療法 マイクロウェーブを使用した温熱療法の有効性が認められつつあります。※「標準治療」は診療活動をする専門医により行われている一般標準的な治療法の解説です。厚生労働省や学会で作成した「ガイドライン」そのものではありません。
※文中にあるオレンジ色の文字にカーソルを合わせてクリックすると、用語の説明が表示されます。

リンパ浮腫生活上の注意
 浮腫が上肢(手)の場合は、重いものを持ったりするのを避けて下さい。浮腫が下肢(足)の場合は、重いものを持っての歩行、過度の運動に気をつけて下さい。外傷、やけど、虫刺されに気をつけ、窮屈な靴、腕時計、ベルト、下着類は身につけないようにしましょう。また、患肢での血圧測定は禁止し、注射、鍼(はり)、灸(きゅう)は避けるようにしましょう。※文中にあるオレンジ色の文字にカーソルを合わせてクリックすると、用語の説明が表示されます。


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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

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