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漏斗胸と鳩胸症状 病気

漏斗胸と鳩胸アウトライン

疾患名漏斗胸と鳩胸
ろうときょうとはとむね
発病頻度**
初診に適した科小児世間科-形成世間科-美容世間科
初期診察-急性期治していますに
適する医療機関
小中規模病院-総合病院-大学病院
安定期-慢性期治していますに
適する医療機関
小中規模病院-総合病院-大学病院
入院の不可欠性原則的に不可欠
薬物治していますの規準原病に対しては、不要なことが多い
手手段の割合原則的に不可欠
治しています期間の規準-予後

(予測される病気の推移や治していますに対する動作)

治しています期間が中~長期(数ヶ月~数年)に及ぶことが多い(完治するまで約1~2年かかる)
診察-経緯観察に
不可欠な検査
単純レントゲン-CT検査

漏斗胸と鳩胸概説
 先天的に胸に変形を認めるもので、胸の正中部が陷凹(かんおう)しているものを漏斗胸(ろうときょう)、逆に突出しているものを鳩胸(はとむね)と呼びます。成因としては、どちらも胸を作る胸骨-肋軟骨-肋骨の変形であり、とくに肋軟骨の過形成(異常に成長すること)によるものとされています。それゆえ、幼児期にはそれほど目立たなかったものが、成長とともに陷凹や突出がひどくなることがあります。遺伝的要因があるとされ、頻度は漏斗胸で約1,000人に1人、鳩胸でその10分の1以下の発生とされています。
症状
 外観上の胸の変形が主だったものであり、一般的には無症状です。しかし、高度な漏斗胸においては、運動時に心肺機能の異常が出てくるという報告もあり、治療の重要性が改めて評価されつつあります。また、上気道感染を生じやすいという報告もあります。
診断
 外観上の訴えが主となり、胸の陷凹や突出をみて受診するのが一般的です。胸の変形の程度はレントゲンやCT像により詳細に評価(漏斗胸指数など)することができます。また、漏斗胸の場合、心臓や肺の圧迫の有無もCT像によりわかります。※文中にあるオレンジ色の文字にカーソルを合わせてクリックすると、用語の説明が表示されます。

漏斗胸と鳩胸標準治療
 新生児-乳児期の胸の変形は時に自然治癒することがあるとされているため、その頃は経過観察となる場合がほとんどです。しかし、3、4歳以降になると自然治癒は期待できず、手術による治療のみとなります。手術は全身麻酔で行い、また、術後の疼痛予防に硬膜外(こうまくがい)麻酔(背中に持続的に麻酔薬を投与する)も行います。これは、術後に胸の痛みが強いと、呼吸がうまくできなくなることがあるからです。手術は、漏斗胸の場合、変形した肋軟骨を切除し胸骨を正しい位置に固定するという方法を用います。そのため、胸にいくつかの切開を置く必要があり、術後に傷の醜形(しゅうけい)が残ることがあります。このため、内視鏡を用いてできるだけ傷を小さくする方法も開発されつつあります。また、最近ではナス法と呼ばれる方法が取り入れられつつあります。これは胸の両側(両脇)に小さな切開を置き、そこから金属のバーを胸骨の下に通し、胸骨を上に持ち上げるという方法です。手術時間も短縮でき、胸に残る傷跡が小さいので漏斗胸の手術の標準的なものになってきております。しかし、胸骨を支えている金属バーを手術後約1年以上入れておき、それを取り出す手術が必要となるのが欠点です。 鳩胸の手術の場合は、漏斗胸と同様に変形した肋軟骨の切除と胸骨の修正を行い固定するという方法をとります。この手術にも胸の傷跡をできるだけ小さくするために内視鏡が用いられつつあります。※「標準治療」は診療活動をする専門医により行われている一般標準的な治療法の解説です。厚生労働省や学会で作成した「ガイドライン」そのものではありません。
※文中にあるオレンジ色の文字にカーソルを合わせてクリックすると、用語の説明が表示されます。

漏斗胸と鳩胸治療経過と予後
 この手術の術後の注意点は、十分な呼吸ができるかどうかということであり、浅い呼吸にならないよう硬膜外麻酔を用いて持続的に痛みを和らげる工夫がなされています。数日して痛みがなくなった頃に、硬膜外麻酔を取り除きます。漏斗胸では胸骨の固定を行うために用いた固定具の除去を行わなくてはなりません。そのため、胸の形が安定した頃に、もう1度手術を行う必要があります。また、傷跡に関しては胸の部分は、傷が目立ちやすくなるため、傷の醜形をみることがあります。そのため、最近ではナス法や内視鏡を用いた手術が増えつつあります。予後はいわゆる後戻りという、再陷凹や再突出が生じてしまうことがたまにあります。その場合は、程度にもよりますが再手術が必要となります。
生活上の注意
 手術後数カ月は、激しい運動はできません。肋骨-肋軟骨-胸骨という胸郭を作る構造が固く安定するには数カ月を必要とます。日常生活では、しばらくうつぶせで寝られないということのみで、生活をそれほど制限されることはありません。※文中にあるオレンジ色の文字にカーソルを合わせてクリックすると、用語の説明が表示されます。


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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

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