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緑内障症状 病気

緑内障アウトライン

疾患名緑内障
りょくないしょう
発病頻度**
初診に適した科眼科
初期診察-急性期治していますに
適する医療機関
世間来診療所-小中規模病院
安定期-慢性期治していますに
適する医療機関
世間来診療所
入院の不可欠性重症度や症状により不可欠
薬物治していますの規準中~長期に及ぶことが多い
手手段の割合重症度や症状により不可欠
治しています期間の規準-予後

(予測される病気の推移や治していますに対する動作)

治しています期間が中~長期(数ヶ月~数年)に及ぶことが多い
診察-経緯観察に
不可欠な検査
その他

緑内障概説
 緑内障とは、眼圧が高いために視神経が障害されて萎縮するために、それに対応した視野が損われ、視力も低下していく病気です。いったん萎縮を起こした視神経は回復しないので、緑内障を放置すると失明に至る上、治療に成功しても現状を維持するにとどまるので、早期発見-早期治療が大切です。 普通、眼圧は15mmHg前後ですが、緑内障の人は21mmHgを超えることが多く、眼球内部の高い圧力で構造的に弱い視神経乳頭が圧迫されるのが一番多い原因と考えられています。しかし、最近は眼圧が正常値(10~20mmHg)でも視神経が弱くて、緑内障となる人がいることがわかってきて(正常眼圧緑内障)注目されています。 眼圧がほぼ一定に保たれるために、眼球内部で房水(ぼうすい)がバランスをとって産生され、水晶体や角膜に栄養を補給して、隅角(ぐうかく)から排出されています。緑内障は大きく3つのタイプに分けられます。1)先天性緑内障 生まれつき隅角に発育不全があり、房水の排出が妨げられるために起こる緑内障で、乳児の時に見つかります。2)続発性緑内障 炎症やけがなど明らかな原因により起こる緑内障です。ぶどう膜炎や眼のけがなど眼に原因があるもののほか、糖尿病による出血、他の病気の治療で使うステロイドホルモンの長期使用などがあります。3)原発性緑内障 原因がはっきりしないものの総称で、中高年の人に多くみられ、緑内障の中でも最も多いタイプです。原発性緑内障と続発性緑内障は、房水の流れの詰まり方により、さらに開放隅角緑内障と閉塞隅角緑内障の2つのタイプに分けられます。 開放隅角緑内障では、隅角の奥にある房水を濾過(ろか)する線維柱帯が目詰まりを起こし、産生された房水が眼球内に徐々にたまって眼圧を上昇させるので、本人の気づかないうちに視野が狭くなる、慢性に進行する病気です。 閉塞隅角緑内障では、虹彩(こうさい)が隅角に接触するたために塞がりやすく、眼圧が上昇します。完全に塞がると、急激に眼圧が上昇し急性緑内障発作を起こします。このタイプは、60歳以上の女性で遠視の人に多くみられます。年をとると水晶体が厚くなり、虹彩が水晶体に接触し、隅角が狭くなるためです。
症状
 一般的に緑内障では、自覚症状が乏しく、知らないうちに病気が進行していることが多くあります。先天性緑内障の乳幼児では、目が見えていないような素振りや、別名「牛眼(ぎゅうがん)」といわれるように、眼球や角膜が大きく角膜は青味が強いか白濁して進行した状態でわかることがあります。 急性の緑内障発作時には、眼の痛みや頭痛、吐きけ、白目の充血、眼のかすみなどの激しい症状を起こします。時にかぜと間違われます。発作の時は、時間が経つほど治りにくくなるので、すぐに治療を開始し、眼圧を下げる必要があります。
診断
 緑内障を早く発見するためには、視力-眼圧のほかに、眼底と視野の検査が必要です。1)眼圧検査 眼圧計で測定した眼圧が21mmHg以上を「高眼圧症」といいますが(眼圧が高いだけでは緑内障とは限らない)、緑内障になる危険性が高いので、年2回の眼圧-眼底検査が必要です。眼圧には、日内変動と季節変動があります。診断のためと治療効果の判定のためには、いろいろな時間帯の眼圧を測ったり、片眼のみに治療を開始し、他眼の眼圧と比べることがあります。2)眼底検査 検眼鏡などで瞳孔から眼底の視神経の様子をみる検査です。緑内障の場合、視神経が萎縮して視神経乳頭の陥没がみられます。近年、眼圧が正常値にあるのに、緑内障性の視神経萎縮が進行する「正常眼圧緑内障」が注目されており、眼底と視野の検査はとくに重要です。3)視野検査 視野検査には、コンピュータで網膜の光に対する感度を測定(自動視野計)する静的視野検査と、ドーム状の装置を使い動く光がわかると手動で合図する動的視野検査の2つがあります。これで視野狭窄がみられた場合、緑内障と診断されます。前者の検査のほうがより正確で早期に診断できます。後者の検査は、視野狭窄が進行した人や、自動視野計の測定が難しい人の時に、より有効です。 緑内障のタイプを診断するには、さらに鏡のついた特殊なコンタクトレンズを角膜の上にのせ、隅角の開き具合を調べる「隅角鏡検査」があり、治療方針を立てるために必要です。また、視野異常を示す頭蓋内疾患を鑑別するため、脳CTや脳MRIも必要な時があります。※文中にあるオレンジ色の文字にカーソルを合わせてクリックすると、用語の説明が表示されます。

緑内障標準治療
1)開放隅角緑内障-正常眼圧緑内障の場合 いったん障害を受けて萎縮した視神経と、それに対応する視野障害は回復できませんので、眼圧を十分に下げて視神経を保護することで、これ以上の進行を防ぐことが大切です。まず、薬物(最初に点眼を開始し、3種類以上使っても眼圧のコントロールがきかない時は内服〈ダイアモックス:500~1,000mg/日〉)治療を行います。《薬物治療》[1]点眼薬 β遮断薬(チモプトール、ミケラン、ミロルなど)  1日1~2回 1回1~2滴 プロスタグランジン剤(レスキュラ、キサラタン)  1日1~2回 1回1~2滴 炭酸脱水酵素阻害剤(トルソプト-エイゾプト)  1日2~3回 1回1~2滴 α1遮断剤(デタントール)、αβ遮断剤(ハイパジール、ニプラノールなど)  1日2回 1回1~2滴《手術治療》 薬物で眼圧を制御できない時、次の外科的治療を行います。[1]レーザー治療 レーザー線維柱帯形成術。[2]外科的手術 線維柱帯切除術と線維柱帯切開術。時に手術効果を上げるために、抗ガン剤(マイトマイシン)の局所注射を併用します。最近、両者の欠点を補うような新しい術式が数多く発表されていますが、評価が固まるにはもう少し時間が必要です。十分に説明を聞いておくことがよいでしょう。2)閉塞隅角緑内障の場合 急性緑内障発作を起こした時は、薬物療法ですぐに眼圧を下げ、その後レーザー治療や外科的手術で再発作を予防します。通常、点眼を1剤から開始し、無効なら2~3剤使用、重症時には内服を併用、発作時は、点滴静脈内注射(静注)も行います。《薬物治療》[1]点眼 ピロカルピン  4~5回/日 1回1~2滴 トルソプト-エイゾプト  2~3回/日 1回1~2滴 β遮断薬  1~2回/日 1回1~2滴[2]内服 ダイアモックス  500mg/回 ダイアモックス服用により、体内のK+イオンが失われますので、電解質のバランスを保つために、アスパラK(K+製剤)を同時に服用します。 グリセリン、イソバイド[3]点滴静注(急速) ダイアモックス、マンニトール、フルクトース 300~500ml/30~45分《外科的手術》[1]レーザー虹彩切開術(発作後と予防目的)または周辺虹彩切除術[2]隅角癒着解離術(慢性のタイプ)※「標準治療」は診療活動をする専門医により行われている一般標準的な治療法の解説です。厚生労働省や学会で作成した「ガイドライン」そのものではありません。
※文中にあるオレンジ色の文字にカーソルを合わせてクリックすると、用語の説明が表示されます。

緑内障予後
 緑内障で視神経が障害されて起きた視力低下と視野狭窄は、基本的には、その後の治療が成功しても、現状維持であり、元に戻ることは難しいです。早期発見、早期治療で、眼圧を生涯にわたって適正に管理して、視神経を保護すれば、視力低下で生活に支障をきたすことは避けられます。
生活上の注意
 普通の人は、日常とくに気をつけることはありません。高齢者に多く、遺伝するものもあるので、40歳以上の人(日本人は17人に1人が緑内障という調査報告があります)や、緑内障の家系の人は、早めに定期検診を受けて下さい。 緑内障と診断され、薬物療法を始めた人は、指示された薬の回数と量を守りましょう。副作用で異常を感じた時は、すぐ担当医に相談して下さい。※文中にあるオレンジ色の文字にカーソルを合わせてクリックすると、用語の説明が表示されます。


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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

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