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連鎖球菌感染症(しょう紅熱、丹毒、とびひ等)症状 病気

連鎖球菌感染症(しょう紅熱、丹毒、とびひ等)アウトライン

疾患名連鎖球菌感染症(しょう紅熱、丹毒、とびひ等)
れんさきゅうきんかんせんしょうしょうこうねつ、たんどく、とびひとう
発病頻度***
初診に適した科内科(系)-感染症内科-小児科-皮膚科
初期診察-急性期治していますに
適する医療機関
世間来診療所-小中規模病院-総合病院-大学病院-救急体制-ICUのある病院
安定期-慢性期治していますに
適する医療機関
---
入院の不可欠性重症度や症状により不可欠
薬物治していますの規準急性期や合併症予防のために短期的に使用
手手段の割合重症度や症状により不可欠
治しています期間の規準-予後

(予測される病気の推移や治していますに対する動作)

比較的短期(1~2カ月以内)に治癒できることが多い
診察-経緯観察に
不可欠な検査
血液-尿-痰

連鎖球菌感染症(しょう紅熱、丹毒、とびひ等)概説
 連鎖球菌は、ヒト感染症の原因で最も多い細菌の1つです。咽頭(いんとう)炎、扁桃(へんとう)炎、産褥(さんじょく)熱、心内膜炎などの化膿性炎症、しょう紅熱、丹毒のようにつくりだされる毒素の関与するもの、リウマチ熱、急性糸球体腎炎のように菌によるアレルギー反応を介するものがあります。グラム陽性球菌です。A群連鎖球菌は、A群溶血性連鎖球菌(A群溶連菌)あるいは化膿連鎖球菌と呼ばれ、菌表面の型特異抗原(Mタンパク)によって約80の型に分けられます。MタンパクはA群連鎖球菌の毒性に関与し、ヒトや動物で感染症を起こしやすくします。この他に、B、C、D、およびG群連鎖球菌が、口腔、消化器、生殖器の粘膜に常在しています。
症状
1)A群溶血性連鎖球菌感染症(溶連菌感染症)-A群溶血性連鎖球菌咽頭炎 保菌者の唾液、鼻汁(びじゅう)などが飛散することによって鼻-のどから化膿連鎖球菌が侵入して感染します。また、食品や飲料水、皮膚などの創傷部からの感染もあります。2~4日の潜伏期の後、突然の発熱(38℃くらい)、全身倦怠、のどの痛みで始まり、頭痛、嚥下(えんげ)痛、頸部リンパ節の腫脹(しゅちょう)-圧痛(あっつう)、扁桃の発赤(ほっせき)腫脹がみられます。イチゴ舌や皮疹(ひしん)がみられることもあります。-しょう紅熱 本症は化膿連鎖球菌のつくりだす菌体外毒素(発赤毒素)に対する免疫をもたない5歳をピークとする小児に、毒素産生株が感染した場合にみられます。寒けを伴って発熱し、扁桃炎、咽頭炎とともに、鮮紅色のかゆみを伴う粟粒(ぞくりゅう)大の発疹が、腋(わき)の下、外陰部、頸部などの間擦部(こすれる部分)や口周囲を除く顔面を中心にび漫性に出現するのが特徴で、イチゴ舌や回復期には体から手足に落屑(らくせつ)も認められます。-劇症型溶血性連鎖球菌感染症 軽度のA群溶血性連鎖球菌咽頭炎、外傷などの先行感染に続発します。突然の高熱、寒けやふるえ、血圧低下などで始まり、敗血症ショック状態となります。わが国では1992年以来、約130例の報告があり、その発病には化膿連鎖球菌のつくりだす発熱性毒素が関与している疑いがあります。早期に適切な治療を行えない場合、致死率が極めて高い病気です。-丹毒 顔面に現れる特徴的な蜂巣(ほうそう)炎で、咽頭炎を伴うことが多くあります。発症は急で、倦怠感、寒け、熱っぽさ、頭痛、嘔吐を伴い、紅斑が数時間のうちに広がります。-膿痂疹(のうかしん:とびひ) かゆみを伴う丘疹で発症し、急速に小水疱(しょうすいほう)から膿疱(のうほう)に進展し、痂皮(かひ)を形成します。膿痂疹は、体の露出部、とくに下肢(足)に多く、局所のリンパ節腫脹を伴うことが多くみられます。-蜂巣炎 菌が創傷から侵入し、皮下の疎性結合組織に起こることが最も多い病気です。この他、筋間、臓器周囲などの疎性結合組織を侵すと、深在性蜂巣炎となります。-リウマチ熱 A群連鎖球菌による上気道炎感染1~3週間後、多発性関節炎、発熱、心炎で発症します。5~15歳の重症咽頭炎に引き続いて発症することが多く、リウマチ熱既往のある場合は、連鎖球菌性咽頭炎後にリウマチ熱を合併する率が高くなります。-急性糸球体腎炎 腎炎を起こす型のA群連鎖球菌による咽頭炎、しょう紅熱あるいは膿痂疹にかかった後1~2週間で発症します。潜伏期間は咽頭炎後が約1週間であるのに対し、皮膚感染後は約2週間と長いです。咽頭および皮膚のA群連鎖球菌感染症患者さんの10~15%が急性糸球体腎炎を合併し、浮腫(ふしゅ)、高血圧、血尿、タンパク尿が現れます。2)非A群連鎖球菌感染症 B群、C群、D群連鎖球菌が起炎菌となる感染症があります。緑連(りょくれん)菌は、感染力は弱いですが、亜急性感染性心内膜炎の最も重要な起炎菌です。
診断
 膿(うみ)、咽頭分泌液、血液の培養で細菌の同定をします。連鎖球菌は、多種類の菌体外代謝産物をつくりだし、その多くは抗原性があります。これらに対する抗体価を測定することで感染の有無を知ることができます。このうち、最も多く用いられるのは、ASO(抗ストレプトリジンO)です。溶連菌の感染が起こると、ASO値は第1週の終わり頃上昇し始め、2~5週以内で最高値に達し、数週間で徐々に低下してきます。※文中にあるオレンジ色の文字にカーソルを合わせてクリックすると、用語の説明が表示されます。

連鎖球菌感染症(しょう紅熱、丹毒、とびひ等)標準治療
 A群連鎖球菌による咽頭炎に対する化学療法は、化膿性合併症やリウマチ熱の予防のため行います。また感受性や低毒性の面でペニシリンが用いられます。習慣性扁桃炎、リウマチ熱の再発予防や糸球体腎炎が長びく場合に扁桃摘出術を行うことがあります。●標準治療例1)小児:サワシリン細粒  1回10mg/kg1日3回10日間内服 大人:サワシリン錠(250mg)  1回1錠1日3回10日間内服 または、2)小児:メイアクト細粒  1回3mg/kg1日3回10日間内服 重症例には、3)ビクシリン注  1回1g1日4~6回点滴静脈内注射(静注)※「標準治療」は診療活動をする専門医により行われている一般標準的な治療法の解説です。厚生労働省や学会で作成した「ガイドライン」そのものではありません。
※文中にあるオレンジ色の文字にカーソルを合わせてクリックすると、用語の説明が表示されます。

連鎖球菌感染症(しょう紅熱、丹毒、とびひ等)予後
 連鎖球菌性咽頭炎の経過は通常短く、発熱やのどの痛み、全身症状は1週間以内に消失しますが、リンパ節腫脹や扁桃肥大の消失には数週間を要します。
生活上の注意
 学校、家庭などの集団での発生が多いので、集団での保菌者の隔離が重要になります。診断、治療を早期に行い、続発症や合併症に注意が必要です。※文中にあるオレンジ色の文字にカーソルを合わせてクリックすると、用語の説明が表示されます。


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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

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