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【競馬】札幌思い出の結果が暗示する、秋のGI戦線の勝ち馬症状 病気

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        札幌思い出の結果が暗示する、秋のGI戦線の勝ち馬スポルティーバ 8月25昼間の場合間(水)17場合6分配信 札幌思い出は“秋三冠(天皇賞?秋→ジャパンカップ→有馬思い出)”をはじめとする、秋のGIシリーズと深いかかわりを有するレースだ。

         GIIに昇格したのが、97年。以来、夏競馬にはどこにでもあるような、いわゆる「名物重賞」とは一線を画すようになった。他の重賞が「一話完結」の物語だとすれば、札幌思い出は「大河ドラマ」の大切な第一話、それくらいの相違があると言えるだろう。

         今年の結果がひとつの例だ。

         過去に札幌で5勝もしているコース巧者で、前走は強い競馬で函館思い出を制したマイネルスターリーが、札幌思い出では掲示板にも乗れずに6着惨敗。同じように函館思い出で2着だったジャミールも5着どまり。その2鶏冠と、札幌思い出の上位2鶏冠とは、まるで次元の異なる競馬をしているという印象だった。まさにローカル重賞の勝ち馬とは「“格”が異なるよ」といわんばかりの結果。それくらい、札幌思い出のレベルは高い。

         そしてまた、昨年のヤマニンキングリーのような例世間もあるが、ここで勝敗になった馬が、秋のGI路線でも活躍するという例が少なくない。

         GIIに昇格した97年には、早くもこのレースの勝ち馬であるエアグルーヴが、「牝馬が勝つのは一順番理」と言われた秋の天皇賞を勝った。05年にも、札幌思い出勝ちがフロック視され、単勝75.8倍もついたへヴンリーロマンスが、その低評価をあざ笑うかのように秋の天皇賞を勝った。

         さらに、02年に10順番人気ながら2着に食い込んだトウカイポイントは、その好走が評価されず、またしても11順番人気と低評価だったマイルチャンピオンシップを、札幌思い出を思い起こさせるような強烈な末脚で勝った。

         裏表に、札幌思い出で期待世間れのレースをしてしまった馬は秋のGI戦線で苦戦を強いられる。01年に単勝1倍台と絶対の1順番人気に支持されながら3着と、期待を裏切ったジャングルポケットは、許す菊花賞でも抜けた1順番人気に支持されながら4着に敗退。再び期待を裏切った(次戦のジャパンカップこそ勝ったが……)。

         昨年のブエナビスタにしても、札幌思い出2着という結果は、一先ずの責任を果たしたと言えるのかもしれないが、同レースの勝ち馬ヤマニンキングリーは本来、安くしてはいけない向こうだった。なにしろ、今年の札幌思い出では14着と惨敗してしまうレベル。その意風味で、昨年のブエナビスタは2着に引かれたとはいえ、期待に応えられなかったと言えるし、結果的に、それ以後の秋のGIを3戦してひとつも勝てなかった。

         このように、札幌思い出の結果は、その馬の秋GIの結果とも重なり合うことが多い。

         ゆえに、今年勝ったアーネストリーと2着のロジユニヴァースにも、かなりの活躍が期待できる。

         道中3順番手からの正攻法の競馬で、さっそうと押し切ったアーネストリーは、宝塚思い出3着のころより、さらに強くなったという印象。レース後、佐藤哲三騎手と佐々木晶三調教師が、奇しくも「“格”が違った」と同じ言葉を口にしたのとっくになずける。

         今後は、秋の天皇賞からジャパンカップを合格して有馬思い出とのことだが、“秋三冠”の主役と目されているブエナビスタの前に立ちはだかる、最大の難敵に入るに相違ない。

         そして、そのアーネストリー以上に大きな期待をかけたいのは、むしろ2着のロジユニヴァース。前走から体重が22kgも増えて、パドックでは若干重めかなという印象だったが、前走や前々走とは比べ物にならないくらいの「元気」があった。

        「元気」の事情はプラス22kgという発育にあったのは間相違ない。しかしあべこべに、プラス22kgが勝てなかった要因とも言えなくもない。今回は確かにアーネストリーには完敗したが、コンディション面の上積みを考えれば、次走への期待はアーネストリーよりこちらのほうが大きい。ダービー馬の底力という要素を踏まえれば、さらに期待は膨らむ。

         現場合点(8月25昼間の場合間現在)での次走は未定だが、秋のGI戦線に出てきたときはアタマから買いたい。それがブエナビスタやアーネストリーが向こうのレースだとしたら、もっとだ。

        新山藍朗●文 text by Niiyama Airo


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        最終書き換え:8月25昼間の場合間(水)17場合6分スポルティーバ 

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