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腰部脊柱管狭窄症症状 病気

腰部脊柱管狭窄症アウトライン

疾患名腰部脊柱管狭窄症
よ晩生せきちゅうかんきょうさくしょう
発病頻度**
初診に適した科神経内科-整形世間科-麻酔科(ペインクリニック)
初期診察-急性期治していますに
適する医療機関
総合病院-大学病院
安定期-慢性期治していますに
適する医療機関
世間来診療所
入院の不可欠性重症度や症状により不可欠
薬物治していますの規準急性期や合併症予防のために短期的に使用
手手段の割合重症度や症状により不可欠
治しています期間の規準-予後

(予測される病気の推移や治していますに対する動作)

治しています期間が中~長期(数ヶ月~数年)に及ぶことが多い
診察-経緯観察に
不可欠な検査
単純レントゲン-造影レントゲン-CT検査-MRI-筋電図

腰部脊柱管狭窄症概説
 腰椎部の脊柱管(この場合の「脊柱管」とは、馬尾を内包する狭義の脊柱管と、神経根を内包する椎間孔を含む空間)が何らかの原因により狭窄(きょうさく)され、その中の神経組織が圧迫される病態です。腫瘍(しゅよう)、感染、骨折を除き原因がどのようなものであれ、腰椎部脊柱管の狭窄によって症状が出ていると考えられれば腰部脊柱管狭窄症の範疇(はんちゅう)に入るため、「腰部脊柱管狭窄症」とはいわば1つの症候群(似た症状を持つ疾患の集まり)とみなすことができます。先天的に脊柱管が狭い場合、後天的に脊柱管が狭くなる場合などさまざまある原因のうちで最も多いのは、変形性脊椎症や変性すべり症など加齢に伴う脊柱の構造変化を基盤としたものです(図:腰部脊柱管狭窄症)。
症状
 腰痛、下肢のしびれや痛み、下肢の筋力低下、膀胱直腸障害(排尿障害や便秘)、間欠性跛行(かんけつせいはこう)などの歩行障害が現れます。腰痛は必発の症状ではありませんが、腰椎の前屈-後屈などの動きに伴って悪化または発現する腰痛は、腰椎に不安定性がある可能性があり、本症を強く示唆する所見の1つです。特に、腰椎を後側屈させた際に下肢への放散痛を伴い発現する腰痛は、椎間孔が狭窄し神経根が圧迫されやすくなっている病態を示唆する所見です(ケンプ徴候〈ちょうこう〉)。下肢のある特定の部位にしびれや痛み、筋力低下を生じる場合には、その部位に関係する神経根が障害されていることを表しており、障害高位を知るうえで有用です(腰椎椎間板ヘルニア参照)。 間欠性跛行は本症に特徴的な症状です。これは、歩行するにつれて下肢の広い範囲にしびれや痛みが生じるか、または増強するために立ち止まらずを得ず、腰椎を前屈して休むと症状が軽快し、また歩けるという歩行を繰り返すものです。しかし、このような症状を持つ方でも、腰をやや前にかかめば長く歩けたり、自転車ならいくらでも長く乗れるという特徴があります。この間欠性跛行は、歩行時の後屈姿勢により腰椎部で馬尾や神経根が圧迫され、血行障害が生じることが原因と推測されていますが詳細は不明です。 同様な間欠性跛行を生じる疾患に、下肢への血行が障害される閉塞(へいそく)性動脈硬化症があり、両者を鑑別する必要があります。閉塞性動脈硬化症では、普段から下肢に冷感があり、歩行するにつれて下肢の筋肉が阻血(そけつ)状態になるため下肢の激痛をきたします。この場合には、腰椎を前屈することなく、ただ単に休むだけで症状は軽快します。
診断
 本症は腰椎部での脊柱管が狭窄されていることが前提の病態であるため、画像所見で狭窄状態を認める必要があります。画像検査では、単純X線写真、機能撮影側面像、CT、MRIが一般的であり、これらの検査によりほとんどの診断が可能です。MRIでは椎間板や黄色靱帯の脊柱管内への膨隆、CTでは椎体辺縁からの骨棘、椎間関節の肥厚(ひこう)、硬化などによる脊柱管の狭窄がよく描出されます。その他、脊髄造影は前屈や後屈に伴う中心性狭窄の変化を知る場合に行い、神経根造影、椎間板造影、ディスコCTなどは神経症状や腰痛を発現させている神経根、椎間板を特定させる場合に行います。※文中にあるオレンジ色の文字にカーソルを合わせてクリックすると、用語の説明が表示されます。

腰部脊柱管狭窄症標準治療
1)保存的治療 他の腰椎疾患と同じく、治療はまず外来での保存的治療から行います。腰痛には鎮痛剤や筋弛緩(きんしかん)剤、下肢のしびれや痛みなど神経根刺激症状がある場合にはビタミンB12、間欠性跛行がある場合にはプロスタグランディンE1や循環促進剤を使用します。外用薬治療のうちでは、局所の血流を改善し筋肉の凝りをとるという点で温湿布が効果的です。 注射治療は腰痛や下肢痛が強い場合に行い、圧痛のあるトリガーポイントに局所注射する場合や、硬膜外(こうまくがい)ブロックにより硬膜外腔(がいくう)へ麻酔液を浸潤させる場合、罹患(りかん)神経根近傍に注射する神経根ブロックなどがあります。しかし、椎間板ヘルニアとは異なり本症では病巣が多椎間に及び症状発現の責任病巣がはっきりしないことが多く、注射療法の効果には限界があります。 本症での装具治療は、腰痛や神経根症状がある場合に、脊柱筋や腹筋など体幹部の筋肉の負荷の軽減を主たる目的として、腰椎軟性装具や腰椎ベルトを用いて行います。 理学治療のうちでは、ホットパックや赤外線照射など腰部への温熱療法が効果的です。腰椎牽引は、狭窄部で絞扼(こうやく)された神経組織が牽引され、さらに刺激を受けるため本症ではむしろ症状を悪化させることがあります。 腹筋や背筋の筋力を強化するための運動療法も効果的ですが、運動時に下肢のしびれや痛みが出現し悪化する場合には禁止します。特に腰椎は後屈しないように留意します。 保存的治療は初期治療としてまず行いますが、下肢に著しい筋力低下がある方や、膀胱直腸障害のある方では早期に手術的治療を行うべきです。また間欠性跛行がある方でも、装具治療などで無意に時間を費やすのではなく、その効果がなければ早期に手術を行ったほうがよいでしょう。2)手術的治療 保存的治療では効果がなかった場合に手術的治療を行います。手術の第一の目的は神経組織の除圧です。通常は後方または後側方からの進入により手術を行います。除圧術としては椎弓(ついきゅう)切除術や開窓(かいそう)術が一般的に行われますが、すべりや不安定性を認める例や、神経除圧後にそれらが出現する可能性のある例では、神経除圧後に脊椎固定術を同時に行います。椎骨の固定に内固定器具(スクリュー、ロッド、フック、プレートなど)を用いれば、すべりの整復や変形の矯正ができ、強固な背椎固定が得られるため術後2~3日からの早期の離床が可能であり、また、局所の安定が得られることから骨癒合(こつゆごう)率が高まるなどの利点があります。反面、内固定器具がない場合よりも感染率がやや高まること、強固な固定ゆえにその固定隣接椎間で過度の負荷がかかることにより、術後に新たな変性変化が生じやすいなどの欠点があります。※「標準治療」は診療活動をする専門医により行われている一般標準的な治療法の解説です。厚生労働省や学会で作成した「ガイドライン」そのものではありません。
※文中にあるオレンジ色の文字にカーソルを合わせてクリックすると、用語の説明が表示されます。

腰部脊柱管狭窄症予後
 手術効果をみると、一般的に、間欠性跛行や下肢の疼痛(とうつう)などは術後早期に改善しやすいものの、下肢のしびれや筋力低下は回復するのに時間を要するか、回復しない場合があります。本症における腰痛の起源としては、圧迫された神経組織、変性した椎間板や椎間関節、硬くこわばった筋肉などがあるため、手術により神経組織の圧迫を除去しても、これら他の組織が原因と考えられる鈍痛様の腰痛は残存することがあります。本症は、その大部分が変形性脊椎症や変性すべり症など加齢に伴う脊柱の構造変化を基盤としていることから、手術後も、手術高位での再狭窄や、他の高位、特に手術隣接高位での狭窄の出現の可能性を念頭に置く必要があります。
生活上の注意
 腰椎を後屈すると脊柱管がさらに狭窄され症状が悪化することから、日常生活において極力後屈は避けるべきです。逆に腰椎の前屈運動を行い、腹筋、背筋を強化する必要があります。※文中にあるオレンジ色の文字にカーソルを合わせてクリックすると、用語の説明が表示されます。


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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

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